先日、鹿児島ユナイテッドFCに所属していた上本大海選手の引退が発表されました。
上本選手と言えば?…と聞かれて接点を見つけ出すフロンターレサポーターの方は少ないと思われます。川崎に所属したことは無いですし。
2006年、上本選手は大分に所属していました。その年の7月に行われた大分ビッグアイでの試合。
ジュニーニョがタッチライン際をドリブルで仕掛ける
→関塚監督の目の前で上本選手のファール受けて倒れる
→目の前だったこともあり、またファールも少し危険な感じだったので関塚監督が主審(家本さん)に猛抗議する
→抗議が酷かったため?関塚監督に退席処分が命じられる
→それでもベンチに残ったメンバーから抗議が続く
→家本さんが副審と協議する
→協議の結果、上本選手にイエローカードが提示される
→2枚目だったので退場処分となる
→上本選手は大変に不服な様子でピッチを後にする
と言う、結局誰も幸せにならない感じの出来事があったのです。まあ、家本さんも若かったよね…。
さらにその年の等々力での試合では。
この試合でも上本選手にイエローカードが出ています。しかし時間が明記されていません。備考欄を見ると「大分 22 上本大海選手の警告は、試合開始前の警告」と言う謎の一文があります。
競技規則ではネックレスなどのアクセサリー類を身に付けて試合をしてはいけないことになっています。にも関わらずこの時の上本選手、指輪だったかピアスだったかをしてピッチに出て来てしまったのです。それを見つけたフロンターレ側の誰かが選手入場後に主審に指摘し、装着が確認された試合開始直前、というより両チームの整列→握手の段階でイエローカードが提示されたのです。上本選手は大変に不服な様子でした。
審判団の判定に不服で試合終了後に猛抗議をした挙句、警告や退場処分を受ける選手は時々いますが、試合が1秒も始まってないのに警告を受けた人は後にも先にもこの時の上本選手しか知りません。Jリーグで同じようなことになった選手は他にいるのでしょうか。
上本選手、お疲れ様でした。こんな記憶しかなくてごめんなさい。