2017年 YBCルヴァンカップ 準決勝 第2戦
川崎 3-1 仙台


【得点者】
[川崎]

29分 三好 康児
49分 三好 康児
90分 長谷川 竜也

 

[仙台]

59分 中野 嘉大

 

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第1戦を2-3で落としていたフロンターレにとって、まずは最低限「勝つこと」が勝ち抜けの条件。その中で3-1で勝ち切ったチームの成長を感じた一戦でした。

 

特に後半、2-0と勝ってる状況で奈良が退場し、さらに中野に決められて失点してからはあの試合のことが脳裏を過ります。

 

浦和とのACL準々決勝第2戦。

 

試合開始直後から引きのメンタルで浦和の猛攻を受けるだけだった川崎は、車屋の退場によりそれがさらに鮮明になり、まさかの大逆転負け。もしかして今回も…。

 

しかし今回は選手が、ベンチが、サポーターが「守る」ではなく「攻める」姿勢を貫いたことで、勝ち取った3点目。あの試合の結果は悲しいものだったけど、それがここに繋がったのだから。

 

【川崎フロンターレ】2017年10月8日 川崎3点目(長谷川竜也)

 

思い返せばこの状況を作り出してくれたのは、第1戦で希望の2得点目を決めてくれたルーキー知念慶。あの得点が無ければ、知念が頑張って1点目に繋がるCKを獲得してくれていなければ、この試合の結果は全然違っていたものになっていた可能性が大きいでしょう。

 

この試合のヒーローは三好と長谷川だけど、180分トータルで考えた時にはあの知念の頑張りはもっと評価されて良いと思います。

 

 

いや、ホントに良かった。

 

 

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さあ、8年ぶりの決勝進出。次は"2017年1月1日"の経験を活かす時。